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静脈注射は、日常的に行われる治療であり、薬剤が直接血管内に入ることで速やかに効果が発現する反面、副作用出現の可能性もあります。患者さんにとって痛みを伴い、日常生活の制限や感染リスクも大きい治療です。

 

患者さんにとって安全に静脈注射法が行われることで、看護の質保証を図ることとなります。そこで、静脈留置の実施にあたり、専門的知識・技術を兼ね備えた看護師を育成していきます。
IVナース院内認定は、プログラムに沿った資格管理です。

 

IVナースの定義

「当センターのIVナース育成プログラムを修了し、認定試験に合格した者で安全・安楽な静脈注射技術を提供できる看護師等」

 

 

 

 

看護師による実施範囲

レベル 実施範囲
レベルⅠ 臨時応急の手当てとして看護師が実施することができる
レベルⅡ 医師の指示に基づき、看護師が実施することができる。
レベルⅢ 一定以上の臨床経験を有し、かつ、専門の教育を受けた看護師のみが、医師の指示に基づき実施することができる。

レベルⅢa

抗がん剤等、細胞毒性の強い薬物の静脈注射、点滴静脈注射、輸血療法、

皮下埋め込み型ポートの管理

レベルⅢb 造影剤の静脈注射、点滴静脈注射

 

 

(日本看護協会「静脈注射の実施に関する指針」を基にレベルⅢを一部改変して設定)