看護師のしごと
当センターではこれまで、2人の看護師がペアで協働して看護を提供する「パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)」を導入してきました。令和6年度より、より質の高い個別的ケアの実現と、看護師の専門性を活かした体制づくりを目指し、新たな看護提供方式へ移行しました。
現在は、固定チームナーシングを基本としながら、患者さんごとの受け持ち制を取り入れた体制で看護を行っています。これにより、看護師が継続して同じ患者さんを受け持つことで、より信頼関係を築き看護を提供できることを目指しています。
また、チームで情報を共有し、連携した看護を提供することで、安心・安全なケアを実現看護師一人ひとりの経験や強みを活かした柔軟な役割分担が可能といったメリットを活かし、患者さんに寄り添った質の高い看護を提供しています。

なお、新たな看護方式の名称については現在検討中であり、決定次第、改めてご案内いたします。
新人看護師の教育体制
当センターでは、新人看護師が安心して成長できるよう、段階的な教育プログラムを整えています。見学から実践へと少しずつステップアップし、最終的にはチームの一員として役割を果たせるよう支援しています。
第1段階|見学・体験
先輩の看護を一緒に動いたり見学したりしながら、業務の流れや基本的技術を学びます
ケアの一部を体験し、安心して職場に慣れていく期間です
第2段階|共に実践
先輩と一緒に患者ケアを行い、技術や判断力を高めていきます
チームの中で役割を持ち始め、実践力を育てる期間です
第3段階|主体的に実践
先輩の支援を受けながら自ら考え、個別性のある看護を実践できるようになる時期となります。チームの一員として、少しずつ自立に向けた力を養う期間です