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患者さんに提供する看護がよりよくなるために

当院で働くスペシャリストたち

 

専門・認定看護師紹介

当センターでは、看護の質を向上させるために必要な領域の認定看護師を積極的に育成しようと考えています。資格取得後は、各分野で質の高い看護を提供しています。

認定看護師の役割から患者や家族、スタッフに常に最善の看護実践を提供し、そのためには専門分野の動向や最新の情報を把握し、自らの看護実践に反映しています。

専門看護師 2名

  • 小児看護専門看護師 1名
  • がん看護専門看護師 1名

認定看護管理者 2名

認定看護師 28名

  • がん化学療法看護認定看護師 3名
  • がん性疼痛看護認定看護師 1名
  • 乳がん看護認定看護師 1名
  • 緩和ケア認定看護師 1名
  • がん放射線療法看護 1名
  • 感染管理認定看護師 3名
  • 救急看護認定看護師 2名
  • 集中ケア認定看護師 3名
  • 手術看護認定看護師 2名
  • 小児救急看護認定看護師 1名
  • 新生児集中ケア認定看護師 2名
  • 摂食・嚥下障害看護認定看護師 2名
  • 皮膚・排泄ケア認定看護師 1名
  • 慢性心不全看護認定看護師 1名
  • 認知症看護認定看護師 2名
  • 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 1名
  • 精神科認定看護師 1名

特定行為研修終了者 17名

  • 創傷管理関連 1名
  • 外科術後病棟管理領域 8名
  • 術中麻酔管理領域 5名
  • 栄養及び水分管理関連 1名
  • クリティカルケア 1名
  • 呼吸器関連・動脈血液ガス分析関連 1名

院内認定看護師 9名

  • 緩和ケア院内認定看護師 1名
  • 摂食嚥下障害看護院内認定看護師 2名
  • クリティカルケア院内認定看護師 4名
  • 退院支援院内認定看護師 2名

(令和6年11月現在)

 

 

 

 

 

 

救急看護

救急看護認定看護師  長谷川幸雄・長谷川康代

「よりよい救急看護の提供を目指しています」救急外来および循環器病棟で活動しています。予期せぬ病状悪化への対応や状態変化を予測した観察を行い、医師の治療の介助をコメディカルも含めたスタッフと協働して行っています。また、急変時の救命技術や急性期看護に必要な知識やアセスメントの指導を看護スタッフに行っています。こういった活動により、チーム医療として患者さんへよりよい救急看護が提供できるように努めています。

集中ケア認定看護師  天野元浩・金森貴之・加藤美紀

集中ケア認定看護師は、重篤な状態で入院が必要な患者さんや大きな手術を受けた患者さんといった、いわゆる生命の危機状態にある方への病態変化を予測し、重篤化を予防するための看護を提供します。患者さんは呼吸・循環が不安定で、身体的・精神的に苦しい状況にあり、こうした患者さんの早期回復を目指したケア、患者さんを支えるご家族の精神的支援を行います。

 

また、救命救急センターから退室された患者さんへ病棟訪問し、情報の共有と継続的な看護が提供できるようアドバイスやケアの評価を行っています。

 

 

感染管理

感染管理認定看護師  蟹恵利加・新井恩・堀貴博

感染対策チームの一員として日々活動をしています。
院内ラウンドでは、マニュアルに準じた感染対策が実践できているか、手指衛生が正しいタイミングで行えているか、観察し指導をしています。

 

ICTミーティングでは、感染対策の評価を行いアウトブレイク防止に努めています。

 

 

がん看護

がん性疼痛看護認定看護師  小倉 亮

がん性疼痛とはがん患者さんが体験する全ての苦痛のことを言います。体の痛みや日常生活の制限、心の痛み、社会的な問題などです。がんと診断された時点で進行がんは約80~90%が痛みをもっていると言われています。患者さんが早く痛みの恐怖から解放できるよう、医師や薬剤師と連携しながら鎮痛剤を安全に使用し、痛みや病期に合わせた疼痛緩和を図る方法を考え、病棟スタッフへの提案や患者さん・ご家族へ直接ケアを実践しています。「当院には疼痛で苦しんでいる患者さんはいない」を目標に痛みのコントロールをしながら、普段と変わらないその人らしい日常生活が送ることができるよう関わらせていただきたいと思います。

 

がん化学療法看護認定看護師  田中千恵・石原敬子・渡邉由佳子

「患者さんらしく、前向きに治療が受けられるように」がん化学療法治療を受けながら社会生活を送られている患者さんは年々増加しています。患者さんが安心して治療を受けていただけるよう、安全な投与管理を行うとともに、医師・薬剤師と連携を図りながら、副作用症状が最小限となるような対策・支援を行っています。また治療効果や今後のことなど、患者さんは、様々な不安を抱えてみえます。治療を行っていても、その人らしく生活が送れるよう、患者さんに寄り添い、支えていきたいと思っています。

 

がん放射線治療看護認定看護師  若山恵子

放射線治療はこわいというイメージを抱いている方も多いです。少しでも安心して放射線治療に臨んでいただけるよう、治療が始まるときの患者さん・ご家族との関わりを大切にしています。
放射線治療は基本的に毎日の積み重ねの治療となるため、決められた治療を最後まで続けられるよう、副作用対策に力を入れています。「がんの治療だから副作用は仕方がない」ではなく、なるべくつらくなく乗り越えていただけるよう、患者さんの症状、思いを伺いながら治療医、スタッフと共にサポートしていきたいと思っています。

 

乳がん看護認定看護師  渡邉真子

乳がんは、女性のがん罹患率第1位であり、増加傾向にあります。女性として多様な役割を担う年代の患者さまが多く、社会的影響、心理的負担が大きいとされています。治療には外見の変化を伴い、選択肢の幅があります。患者さまが選択肢の内容を吟味し、納得して治療選択できることが望ましいです。そのために、患者さまの治療に関する情報提供や意思決定支援、副作用に関するセルフケア支援が大切と考えています。患者さまやご家族の不安な気持ちに寄り添いながら、生活と治療が両立できるよう関わらせて頂きたいと思います。

 

緩和ケア認定看護師  信田直美

「その人らしい生を支えるために」緩和ケアとは、身体やこころ、社会生活、スピリチュアルなつらさを和らげ、その人らしさを大切にしながら沿い続けることです。私は一般病棟で様々な患者さん、ご家族との出会いを通し、聴くこと、沿い続けることの大切さや素晴らしさを実感し、緩和ケア認定看護師を目指しました。どのような状況であっても笑顔は必ず生まれると信じています。病気と共に歩んでいる患者さん、ご家族の方が抱えているつらさが和らぐようなケアを実践し、人生の最期の瞬間まで関わらせていただきたいと思っています。

 

 

小児看護

小児看護専門看護師  古田晃子

小児看護の対象である子どもたちの疾患や成長発達段階、健康障害レベルなど置かれている状況は様々です。また、育児不安などを抱えている家族やひとり親家族も増加し、家族も様々な場面で困惑しています。多くの課題に直面している子どもたちや家族が持っている力を十分に発揮し、自らそれを乗り越えていけるようなサポートをしていきたいと考えています。子どもの最善の利益を守るために家族とのパートナーシップを形成し、医療スタッフと協働して看護の質の向上を目指します。

 

救急看護認定看護師  長屋勝之

「子どもの健やかな成長発達のために」
子どもの急変場面において、治療や処置について子どもたちの成長・発達に応じた説明を行い、子どもが「頑張ったよ」と実感できるように関わっています。

 

子どもに関わるスタッフと共に、子どもとその家族にとってよりよい看護ができるように、日々努力していきたいと考えています。また、育児支援や子どもの事故予防などについても、地域の関係者と連携を図りながら活動しています。

 

新生児集中ケア認定看護師  野田充季・松浦歩美

新生児看護では、言葉を話すことができない赤ちゃんに対し、小さな変化を見落とさず訴えを読み取り、優しいケアを提供することが大切です。小さく生まれた赤ちゃんを前に怖くて触ることもできない両親に、赤ちゃんの気持ちを伝え家族の関係を橋渡しするのも看護師の役割です。赤ちゃんの笑顔は最高の学びであり、大きくなって会いに来てくれることが、看護師としてやりがいに繋がります。

 

 

慢性看護

慢性心不全看護認定看護師  蓑島啓太

私は、平成27年に認定看護師に合格しました。認定看護師として、学んできたことを模索しながら、日々の看護業務に励んでいます。平成28年に心不全看護外来を開設しました。現在、導入している病院も少ないですが、患者様のQOLを高めることができるような外来を目指しています。再入院をできるだけ防ぎ、患者さんがよりよい生活ができるように、共に考えていけたらと思っております。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師  田中さとみ・神谷紗綾香

「あきらめない看護!患者さんの笑顔が見たい!」意識障害のある患者さんが意識を回復し、日常生活行動を再獲得し食べられるようになることは非常にうれしいことです。患者さんやご家族の笑顔や喜ぶ姿を拝見し、少しでも力になれればと思い認定看護師になる決意をしました。食べることは人間にとっての楽しみや生きがいになります。一人でも多くの障害を抱えてみえる患者さんやご家族の支えとなるよう頑張りたいと思います。また、医師をはじめ他職種との連携を図り、NSTでの活動を含め、スタッフへの相談・指導を行い、質の高い看護を提供できるように努力したいと考えています。

 

慢性脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 河合正貴

脳卒中は要介護となる要因の第2位となっています。脳卒中になると運動機能障害や嚥下障害、高次脳機能障害など日常生活を送る上で支障となる様々な症状が出現します。そのような患者さんに対して、急性期より医師やセラピスト、MSWなどと連携を取りながら、患者さんとご家族が日常生活を再獲得し、自分らしい生活を送ることが出来るように取り組んでいます。
また脳卒中は再発をすることがあります。再発をすると最初の時より後遺症が重症になることがあります。再発予防のための指導(血圧管理、内服管理、食事など)を入院中から行っています。

 

認知症看護認定看護師  宇野斗三枝・加藤雅

超高齢社会となり、病院に入院する高齢者の数は増大し、それに伴って認知症の方や認知機能の低下した方も多く入院されます。認知症の患者さんは入院による環境の変化や治療のストレスなどから行動・心理症状の悪化やせん妄を発症する可能性が高いため、認知症ケアチームや認知症看護ワーキングのメンバーと共に、患者さんが安心して治療や入院生活が送れるように、定期的にカンファレンスを行っています。患者さんが自分で訴えることのできないおもいや苦痛を理解し、個別性のある看護を提供して行きたいと思います。

 

精神科認定看護師  清水 寿人

精神科看護は、「精神的健康について援助を必要としているすべての人々」を対象としています。精神疾患を有する患者さんだけではなく、身体疾患の入院治療中に、抑うつ・不安・適応障害などを呈し、精神的な支援を必要としている方にも介入を行います。私は看護を行う上で、患者さんの出来ること【強み】に焦点をあてた支援を大切にしていきたいと考えています。2022年5月には、多職種からなる精神科リエゾンチームが立ち上がりました。精神的な支援を必要としている患者さんに早期に介入し、患者さん自身が精神的健康について考え、よりよい生き方を見いだせるように支援していきます。

 

皮膚排泄ケア認定看護師  野々村育栄

「入院から退院後にいたる日常が快適に送れるよう援助します」

皮膚排泄ケアは、創傷・褥瘡・ストーマ・失禁に関するケアの実践や相談、スタッフ指導など3名の皮膚排泄ケア(WOC)認定看護師で協力して行い、院内全体のケアが充実するように取り組んでいます。

ストーマ外来では、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)を造設された患者さんの日常生活の悩みの相談や皮膚障害の予防ケアを行っています。入院中の患者さんに対しては、病室に伺い、褥瘡(床ずれ)や傷の手入れ、排泄物による臀部・陰部のかぶれなど皮膚に関する全般的なケア病棟看護師と協力して行っています。